分厚い手袋を身に着けてきたのに両手の指先がじんじんと痛くなってきます。

 8時過ぎには家を出て別所沼までウォーキングに出掛けました。花と緑の散歩道を歩いていて、ふと思い出しました。最近はどうも以前良く散歩道でお会いした人々に会わないのですね。それはそれで淋しいものです。写真家の髭面のNさん、「散歩道のご隠居」ことOさん、そして同じマンションに住む「ノッポさん」もこのところとんとお目に掛かりません。沼に着いてもランニングやウォーキングを楽しむ人の姿はまばらで、メタセコイアの木々ばかりが冬枯れの姿で突っ立っていました。今日は分厚い手袋を身に着けてきたのに両手の指先がじんじんと痛くなってきます。それもそのはずで別所沼の入り口にある小さな池には氷が張っています。埼玉の原爆死没者の慰霊碑があるのですが、その前の水盤も氷が張っています。サッカー広場も一面に霜柱で覆われていて戯れに踏んでみたら、がさがさと悲しい音を立てて崩れてしまいました。帰宅してしばらくは南向きの窓の前に座布団を敷いて新聞を読みながら暖を取りました。多少身体が温まってきたら10時を回っています。近くのスーパーマーケットまで食品を買い出しに行くことにしました。糖質ゼロの発泡酒、卵、ほうれん草、牛乳、ヨーグルト、ヤクルトなどを買ってから、今日は正月の七日なので「七草粥」を作るための七草も買い求めておきました。スーパーから戻って、明日の荷物を調えておきました。私立大学協会のアンケート、フランス語の2冊のテクスト、そしてフランス語の2種類の試験問題、「ヨーロッパの文学」のための追加資料などです。背広やコートなども書斎のクローゼットにしまい込んでしまったので、そろそろ出して用意しておくことにしました。