「先生の助手」体験プログラムの報告を聞きました。

takuzemi2007-09-13

「先生の助手」体験プログラムでK小学校に出掛けていた学生諸君が次々と「体験ノート」を持って研究室まで報告に来てくれました。先ずはM.H.さんの報告を聞きました。なかなか充実した一週間であったようです。「体験ノート」にも小学校の現場での毎日の生き生きとした発見や驚きが書き込まれていました。教育実習に出掛ける前に、こうした現場での生の体験ができることは、教員を目指している学生諸君のやる気を大いに向上させることに役立っていると思います。9月の3日から10日までの一週間ですが、南越谷発の朝7時26分のバスに乗っての移動はなかなか大変だったと思います。おそらく5時には起きて家を出ていたのではないでしょうか。・・・M.R.さんも報告に来てくれました。配布物を配る手伝いや板書の手伝いをした様子、身体テストのデータの整理の手伝い、排水溝の掃除なども大変だった様子を楽しくお聞ききしました。マット運動の練習が難しかったとも言います。K.A.さんは小学校の中庭の花壇の草むしりをしたと言います。毛虫が多くて閉口した話や、マリーゴールドを植えた話に微笑ましいものを感じました。みんな「一仕事を片づけた」という達成感を感じているためか、報告する顔が輝いています。今後とも大いに頑張って教員への道を歩んでほしいものです。以下はM.R.さんの「体験ノート」の感想欄を紹介させていただきます。
「6日間という短い期間であったが、小学校の現場を体験することにより、大学の授業だけでは得られない多くのことを学ぶことが出来た。今回の体験では、先生方の授業を拝見し、そこから学ぼうという意志で臨んだが、実際には授業以外での生徒との接し方や叱り方も学ぶことが出来た。特に算数の授業では、自分で課題をつかみ、自分なりの方法で問題を解決し、発表し合うといった、新しいスタイルの学習法を拝見することが出来て、非常な勉強になった。小学校でこのような体験をするのは初めてで、不安もあったが、尊敬できる先生方と出会うことができ、以前よりも教師になりたいという気持ちが一層強まった。これからも、夢に向かって勉強に励みたい。この体験に参加することができて、本当に良かったと思う。」(M.R.さんの「体験ノート」より。)