4年生のゼミでは卒論の中間発表会を行いました。

 3限のフランス語6は「フランスへようこそ」の15章を読み進めました。ヴァンサン、ピエール、イザベル、フランソワーズの4人の若者たちが2台の車に分乗してヴァカンスに出発するという内容です。ヴァンサンとピエールの二人組は途中でガソリンを切らしてしまい遅れてしまいます。先に約束の村に着いたイザベルとフランソワーズは男の子たちがなかなか来ないので心配でたまりません。楽しいビデオでした。
 4限の4年生のゼミでは卒論の中間発表会を行いました。先ずはAさんから発表してもらいました。Aさんは印象派の画家たちに日本の浮世絵などが与えた影響を調べています。いわゆる「ジャポニスム」ですね。特にゴッホに焦点を絞ってまとめたいと言います。印象派の絵画の特徴と日本の浮世絵の特徴の比較にも挑戦したいと考えているとのことです。参考文献も充実してきたようです。
 O君はイギリスとアイルランドのパブについて調べています。パブの定義や起源から始めて、両国のパブの相違点を比較してくれました。バアマンと客との距離の取り方など両国では違うことが多いようです。卒論の草案には写真や図版も豊富に採り入れてくれました。なかなか分かりやすいものになってくれそうです。
 Sさんはオリエント神話とギリシア神話を調べています。特に豊穣神に着目しました。地母神・豊穣神と冥界の神々との関係を探ろうという方向です。データは沢山集めてあるそうですので、原稿をまとめる作業と真剣に取り組んでほしいものです。(写真は武蔵嵐山の風景です。久し振りに孤独を楽しむ時間が持てました。)