2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

いつの間にか秋になって、吹き来る風も肌寒いように感じられます。

久し振りの長野県父母教への出張で緊張感が高まっているのでしょうか。朝の5時過に目が醒めてしまいました。父母教へ出掛けるのはまだかなりの時間が有ります。仕方がないので別所沼まで散歩に出掛けることにしました。7時半に家を出て「花と緑の散歩道」…

5限の3年生のゼミでは外山滋比古さんの『思考の整理学』から3篇のエッセーを読みました。

久し振りに相棒のFさんとの「ランボー読書会」を開催しました。ミシェル・ビュトールの『ランボーに付いての即興』を読んだのですが、意外に読みやすくて拍子抜けをしました。およそ4ページを読んだのですが、長文が多いビュトールのテクストを」読み上げ…

自分の内に「美のスタンダード」を築こうという提言は納得が行くものですね。

今日から授業が再開します。夏休みの間は美術館を訪問して怠けてしまったので授業の再開が多少とも不安でも有ります。多少とも緊張しているのでしょうか。4時過ぎに眼が醒めてしまって眠れません。5時過ぎには起きてしまったテレビを見て楽しみました。7…

板橋区立美術館を訪問して「種村季弘の眼・迷宮の美術たち」を観賞して来ました。

週末には父母教の長野支部の支部会合に出掛けねばなりません。髪が伸びてしまったので南浦和のQB−HOUSEで散髪を済ませました。スタッフの名前は大熊さんと言うのですが、名前に似合わないイケメンで散髪の腕も良かったので眠くなって困ったことでした…

フランス語6をペアで担当しているK先生にメールを送っておきました。

朝の起き抜けの時間は私の時間割りを作りました。火曜日と金曜日には1限からフランス語の2が有るので早起きしなければなりません。それでも夏場はいつも6時前に目が醒めてしまうので余り心配する必要も無さそうです。朝は家人と二人でコーヒーを飲んだり…

一雨降ったらしく、コウモリの群れが出津橋付近を飛び交っていました。

9時40分のしもうさ号海浜幕張行きに乗って移動を開始するつもりだったのですが、武蔵浦和に着いたら一本早い9時35分の東京行きに乗れてしまいました。東浦和の駅で座席が確保できたので太田紫織さんの『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(角川…

「お前の本当のお父っさんは誰だい? お前の本当のお母っさんは誰だい?」

「生の無根拠性」の感覚に付いて考えてみました。夏目漱石は生まれるとすぐ四谷の古物商に里子に出されました。父直克五十歳、母知恵四一歳の五男です。母は高齢で漱石を出産したことを恥じていたと言います。里子からは間もなく連れ戻されますが、一歳の時…

Bunkamuraザ・ミュージアムを訪問して「だまし絵? 進化するだまし絵」を観賞しました。

8時過ぎには別所沼まで散歩に出掛けました。風が涼しいですね。いつものフルコースを歩いて、別所沼を一周しました。特記事項と言えば川魚とうなぎの「別所」が取り壊されて平地になっていたことです。はかないものだと思いました。もう一つは同じマンショ…

9月9日の重陽の節句となりました。別名は菊の節句とも呼ばれるらしいですね。

9月9日の重陽の節句となりました。別名は菊の節句とも呼ばれるらしいですね。旧暦ではこの頃から菊が咲き始めるとのことです。朝から「多文化理解概論」のハンドアウトをプリントアウトしました。私の4回の講義予定は第1回は「フランス語の美しさについ…

午後は乃木坂の新国立美術館を訪問して「オルセー美術館展」を観賞しました。

午後は乃木坂の新国立美術館を訪問して「オルセー美術館展」印象派の誕生−描くことの自由−を観賞しました。第1室に入るとマネの絵画の展示が有り、一際目を引くのが「笛を吹く少年」でした。黒いシャツと赤いズボンのコントラストが強烈な印象を投げ掛けま…

「ボンジュール! フランスの絵本たち」を見られるのも9月7日限りなのです。

昨日のことです。朝から細かな霧雨が降っています。それでもうらわ美術館に出掛けました。「ボンジュール! フランスの絵本たち」を見られるのも9月7日限りなのです。特に大好きなベアトリス・アッピアの作品は慈しむように観賞しました。うらわ美術館に上…

雨降りなので退屈してジャン・グルニエの『孤島』(竹内書店)を読み直しました。

埼玉県立近代美術館が2014年9月1日から2015年4月10日までの予定で改修工事のため休館だとの知らせがネット上で展開しています。困りましたね。私はこの美術館の常設展を観賞して楽しむのが常だったからです。チケットも200円という低価格で…

学生時代には一人旅が好きでした。目的地も決めずに、ふらふらと出掛けてしまうのです。

学生時代には一人旅が好きでした。目的地も決めずに、ふらふらと出掛けてしまうのです。その日はどういう訳か神戸に向かったのです。六甲山の麓の喫茶店に立ち寄って珈琲を注文したのです。そうしたら壁に綺麗な板が掲げてあって「Le ciel est pour ceux qui…

東郷青児記念美術館損保ジャパン日本興亜美術館に訪問して「ノルマン

.20140906午前 私の伯父は一代で財をなしたお金持ちでした。それで軽井沢と伊東に別荘を持っていたのです。軽井沢の別荘の風呂はいわゆる五右衛門風呂で年少な私には浮いている底板を踏み沈めて入るのも怖かったですね。従姉妹の静子ちゃんの友人に奥山幸子…

東京オペラシティに有るアートギャラリーを訪問して「絵画の在りか」を観賞しました。

午後は12時21分の新木場行きに乗って移動を開始しました。車中では太田紫織さんの『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(角川文庫)を読みました。新宿に着いて京王新線の初台駅にいと移動しました。東京オペラシティに有るアートギャラリーを訪問…

物語の中の何が読者の関心を魅了し読者を誘惑するのでしょうか。

物語の中の何が読者の関心を魅了し読者を誘惑するのでしょうか。人間は誰しも未知のものを理解したいという本能を持っているのでしょう。目の前に謎が有ったら謎を解きたいという本能も有るでしょう。不安定な状態を引きずらせる不確定要素を確定させたいと…

午後は三井記念美術館を訪問して「能面と能装束」を観賞しました。

8時20分に家を出て別所沼まで散歩に出掛けました。この時間になると通勤客も途絶えて「花と緑の散歩道」は閑散としています。別所沼では同じマンションに住む「ノッポさん」にお会いして挨拶を交わしました。埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌しまし、別所…

男子学生と女子学生の間で性差によるずれが生じると発言しています。

今朝は読みの多様性に付いて考えてみました。東京大学教授の小森陽一氏は夏目漱石の『三四郎』の読み方に付いて男子学生と女子学生の間で性差によるずれが生じると発言しています。男子学生は主人公である三四郎に感情移入して読解する傾向が強く、女子学生…

午後は三鷹市美術ギャラリーを訪問して「大正ロマンの恋と文」を観賞しました。

10時2分の南船橋行きに乗って移動を開始しました。浦和駅の東口を出て、パルコ5階の紀伊国屋に立ち寄りました。少年探偵団シリーズの『二十面相の呪い』、『空飛ぶ二十面相』、そして最終巻の『黄金の怪獣』を買い求めました。これで少年探偵団の全ての…

ウェイン・ブースが作った用語に「信頼できない語り手」と言うものがあります。

アメリカの文芸批評家ウェイン・ブースが作った用語に「信頼できない語り手」と言うものがあります。芥川龍之介の短編「藪の中」などはさしずめ7人出てくる語り手の全てがこの「信頼できない語り手」に当てはまってしまいます。夢野久作の「ドグラ・マグラ…