2010-01-01から1年間の記事一覧

『『星の王子さま』を学ぶ人のために』を読み終わりました。

堀田善衛氏の『ミシェル 城館の人』(集英社)の三冊本を本棚から引っ張りだしておきました。ミシェル・ド・モンテーニュの生涯を描いた評伝です。来週の講義ではモンテーニュを語ってみようと思っています。けれども木曜日の講義までに再読する暇はとてもあ…

着いたばかりの電車に最後尾から飛び乗りました。

朝方はだいぶ冷え込むようになってきました。今朝も薄手のコートを羽織って家を出ました。駅に着いたばかりの電車に最後尾から飛び乗りました。車掌さんの席の向こうに過ぎ去っていく線路沿いの風景が望めます。武蔵浦和から南越谷まで電車の後部の窓からの…

デカルトとパスカルとについて話しました。

3限の「ヨーロッパの文学」ではデカルトとパスカルとについて話しました。先ずはデカルトの生涯について簡単に話してから、後半はパスカルのテクストの特徴でもあるレトリカルな表現について話しました。レトリックについての私の話しの内容は多くの部分を…

「こんな良い天気の日に授業ですか。お気の毒ですねえ!」

朝の起き抜けの時間帯には「ヨーロッパの文学」の古いハンドアウト集の中から「デカルトとパスカル」についての記述を切り出して印刷しておきました。ついでに「レトリック」についての部分も印刷しておきました。今日の講義は配布用のハンドアウトからは逸…

サンドラルスの詩の一節を思い出しました。

昼休みには図書館まで往復しました。地下の閲覧席の並びの書架を巡って、面白そうな本を探しました。今日は川喜田二郎著『創造性とは何か』(祥伝社新書)、ル・クレジオ著・豊崎光一訳『来るべきロートレアモン』(朝日出版社)、宮崎かすみ著『百年後に漱…

「良い天気だね」と樹に挨拶をしておきました。

朝は穏やかな青空に恵まれました。薄手のコートを羽織ってきたのですが、バックパックを背負って元荒川沿いの道を歩いていると暑いくらいです。出津橋を渡るときに、久し振りに橋の脇のアカメヤナギに声を掛けたくなりました。「良い天気だね」と樹に挨拶を…

「視線のカスケード」と題された文章を読んでみました。

昼休みには多文化理解コースのゼミを希望する学生諸君がゼミの様子を訊ねにやって来ました。コースの概要やゼミの運営方針を説明しておきました。それから具体的な使用テクストや卒業生の書いた卒論も見てもらいました。 3限のフランス語6では「フランスに…

「ヨーロッパの文学」のハンドアウトを考えました。

朝は少々起きるのが辛かったですね。昨日歩き過ぎて、疲れがまだ残っている感じです。足の裏の魚の目もきりきりと痛んでいます。今日は1限からの授業が待っています。泣き言は言わずに、家を出ました。朝の武蔵野線のホームは相変わらず大変な混雑です。列…

見沼田んぼをたっぷり90分ほども歩いてきたのです。

7日の日曜日は起き抜けから頑張りました。朝の一番の時間帯を読書に充てたのです。『シェリの最後』を読み上げてしまおうという訳です。主人公の美貌の青年が心の中に大きな空虚を抱えたまま生きているさまが見事な筆致で書き尽くされています。大変に面白…

研究室でFrance Cultureを聴きながら一休みしました。

6日の土曜日には大事なノルマの仕事がありました。9時過ぎには家を出て大学に移動しました。10時からは学内某所でさっそく仕事に取り掛かりました。3時間ほど集中して作業して、何とかノルマを片付けました。仕事が終ったら何ともお腹が空いています。…

風邪をひいているゼミ生も何人かいるようです。

空き時間を利用して、来週の「ヨーロッパの文学」では何の話しをしようかと考えてみました。今年の秋学期の「ヨーロッパの文学」ではかなり勝手気ままに、行き当たりばったりに毎回のテーマを選んでいます。言わば、今、自分が一番読み直してみたい本を選ぶ…

Fさんと二人で「ランボー読書会」を楽しみました。

今日は1限からの授業が待っています。早めに家を出て大学に移動しました。今朝もかなり冷え込んでいます。空気も澄んでいます。元荒川の川沿いの道をあるいていたら、遠くの物音が良く聞こえるのに驚きました。犬の遠吠え、鳥たちのさえずり、そして遠くで…

コレットの『シェリ』と『牝猫』について話しました。

木曜日の昼休みには毎週、3限の「ヨーロッパの文学」のハンドアウトをセットするために643大教室まで往復します。出席表もセットしておいて、各自でチェックするようにさせています。研究室に戻ってコレット関連の本を数冊かき集めておきました。Web…

「パリ大改造」についてのビデオを見てみました。

朝方はずいぶんと冷え込みました。テレビの天気予報では日中は温かくなるとのことです。コートを羽織らずに家を出ました。ところが意外と肌寒いのですね。コートを着てくれば良かったと後悔しました。キャンパスの中庭のケヤキの木立も紅葉が始まっています…

山門の上を黄色い蝶が通り過ぎていきます。

昼食を済ませて、午後は浦和まで散歩に出掛けることにしました。先ずは医王寺の境内に立ち寄りました。何とも静かです。山門の上を黄色い蝶が通り過ぎていきます。仏足石に合掌してから、白幡市民緑地の方向に抜けることにしました。住宅街の中を上り坂の細…

出雲の旅を二度楽しむといったおもむきがありますね。

友人たちと巡った出雲の旅を懐かしく思い出します。その余韻を楽しみながら、『古事記』(角川文庫)や梅原猛氏の『葬られた王朝 古代出雲の謎を解く』(新潮社)を少しずつ読み進めています。『葬られた王朝』には私たちがジャンボタクシーで訪問した数々の…

教員採用試験に合格したとのことです。お目出度うさま!

2限の時間帯は空き時間です。木曜日の「ヨーロッパの文学」のハンドアウトを作りました。コレットの『シェリ』と『牝猫』について語る予定です。午後のフランス語6のテクストもコピーしました。雑務を少々片づけてから、学生食堂に移動しました。このとこ…

降り続いた雨のために、川は大変に増水していました。

1限からの授業が待っています。朝は6時半に起床しました。7時45分には家を出て、大学へと向かいました。東武線の車窓からは、頂上に冠雪した富士山が遠望されました。久し振りの晴天ですので、朝の気分も爽快ですね。元荒川沿いの小道を選んで、大学ま…

最大の収穫は友人たちとの楽しい語らいでした。

出雲への三日間の旅での最大の収穫は友人たちとの楽しい語らいでした。とりわけ風船さんは8月13日から毎日作り続けた漢詩を小冊子にして持ってきてくれました。海潮荘での夕食の後に披露してくれたのでした。素晴らしい出来上がりに一読して感嘆しました…

大学時代の友人たちと松江や出雲を旅してきました。

10月29日(金曜日)から10月31日(日曜日)には大学時代の友人たちと松江や出雲を旅してきました。東京組の風船さん、水澄子さんと私は29日朝、羽田発10時35分のANA813で米子鬼太郎空港へと向かいました。京都、大阪などから駆けつけた…

内田樹先生の「ことばとは何か」を選んで読んでみました。

昼休みには3年ゼミ生のFさんが研究室に現れました。介護等の体験で特別支援学校に2日間行ってきたのです。色々と初めての体験ばかりで、戸惑うことも少なくなかったと言います。実習ノートを拝見して、署名・押印を済ませておきました。 昼休みの残り時間…

『悪の華』の詩のタイトルの一覧がずらりと並びます。

今朝は少々早めに家を出ました。このところ電車が遅れることが多いので、少々用心したためです。幸い今日は大した遅れもなく、順調に大学まで移動することができました。 研究室に着いて、先ずは教材・教具の点検を済ませました。出席簿、テクスト、教材用カ…

コンピュータがすっかり元気になっています。

研究室のコンピュータがすっかり元気になっています。SEのSさんのメンテナンスが見事に成功したようです。情報処理の部屋まで降りて、Sさんにお礼を言っておきました。なぜかFEP(日本語入力ソフト)として選ぶことができなくなっていたJapanistも無…

ランボーの「福音書にかかわる散文」を読み進めました。

このところ外出するたびに電車が遅れてくれます。今朝も武蔵野線のホームで遅れの出た電車をだいぶ待たされてしまいました。幸い新越谷での乗り換えはスムーズに行きました。何とか始業のチャイムのなる10分前までには大学に着きました。 慌てて教材・教具…

バルザックの『ゴリオ爺さん』についての講義を進めました。

受講生250人という巨大授業を担当していると、毎年この時期にはアンケートを打たせてくれという学生諸君が現れます。卒論作成のための基礎となるデータが必要なのですね。今日は文学部英米科のSさんの他にも、飛び入りのアンケート希望の人も入って、冒…

ところが武蔵野線が車両点検のために遅れてしまいました。

木曜日は2限からの授業です。ゆっくりと家を出ました。ところが武蔵野線が車両点検のために遅れてしまいました。乗り換えた東武線の方も朝のラッシュの影響で遅れが出ています。そんな訳で大学に着くと2限の始まる15分前になってしまいました。 教材と教…

宮下志朗『読書の首都パリ』は研究室の本棚にもあります。

12時30分からは文学部の国際交流委員会の会議が開催されました。司会は委員長のS先生です。30分ほどの間にいくつもの議題を手際よく片付けました。 会議終了後の1時過ぎに学生食堂に移動しました。天麩羅蕎麦を食べて昼食にしました。研究室に戻って…

斉藤兆史・野崎歓『英仏文学戦記』を借りて研究室に戻りました。

風邪を引いて三日間ほど休んでしまいました。今朝もまだ身体がだるいのですが、さすがに仕事が待っています。気合を入れて、それでもゆっくりと家を出ました。はっきりしない曇り空の朝となっています。背広を着て身体を動かすと汗が出てきます。湿気がかな…

帰路は途中下車して南浦和のK歯科に立ち寄りました。

昼休みには英文科2年のA君が研究室にやって来ました。語学に大変な興味を持っていると言います。多文化理解コースでは語学の論文を書く人はいないのかという質問です。卒業生の論文は主にヨーロッパ系の文化や文学を対象としたものが中心です。その旨を伝…

「福音書の余白に書かれた散文」を読み進めました。

昨日は夕方の6時から3301教室で「多文化理解コース」のゼミ紹介のオリエンテーションが行われました。お若いS先生は学会の出張で海外に出掛けています。フランス語のT先生、ドイツ語のN先生、そして私の3人でオリエンテーションを進めました。先ず…