2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

最終回の文学の講義で使うハンドアウトを見直したりしました。

昨日の午後は余りの暑さに居たたまれなくなりました。涼を求めて別所沼まで散歩に出掛けることにしました。武蔵浦和駅の東口から別所沼へと続く「花と緑の散歩道」が1100メートル、そして別所沼を巡るトリムコースが940メートルです。別所沼を1周し…

「DOSマシン? それ損しますど。」という回文を作ったこともあります。

インターネットが流行する以前に「パソコン通信」というものがありました。私はニフティーサーブというパソコン通信のサービスを利用していました。IBMのThink Pad 220のユーザーグループのフォーラムやヒューレット・パッカードのHP200LXのユーザーグル…

福井芳男先生の『フランス文学読本』(駿河台出版社)というテクストがありました。

若い頃に千葉商科大学で使ったことのある福井芳男先生の『フランス文学読本』(駿河台出版社)というテクストがありました。副題は「クレール、フランス文学を学ぶ」となっています。夏の間に避暑のために伯父の別荘に滞在することになったクレールが文学に…

午前中は立花岳志著『ノマドワーカーという生き方』(東洋経済新報社)を読みました。

午前中は立花岳志著『ノマドワーカーという生き方』(東洋経済新報社)を読みました。第1章「これがフリーブロガーの一日だ!」、第2章「ソーシャルとブログによる個人メディアの威力!」、第3章「社長の座を辞してなった僕の職業は「ブロガー」」、第4…

親指シフトキーボードとの付き合いは長いですねえ。

親指シフトキーボードとの付き合いは長いですねえ。私が初代のOASYS liteと出会ったのは28年ぐらい前のことになるのでしょうか。それから一貫してメインのマシンは親指シフトのキーボードのものを使い続けてきました。プリンターと切り離せる本体を持つOAS…

漱石の『明暗』に付いてのハンドアウトを見直しました。

午前中は文学の最終回に予定している漱石の『明暗』に付いてのハンドアウトを見直しました。熊倉千之先生の『漱石のたくらみ』(筑摩書房)の内容を紹介するものです。A4で6ページもあって少々長過ぎるのです。何とか4ページに収めて作業を終わりました…

グレマスの「行為者理論」が出てくる部分に当たります。

午後の1時過ぎには学生食堂に移動して遅い昼食を取りました。研究室に戻ってしばらくは来週の4年生のゼミで使えそうな教材を探してみました。数冊の手頃な本を用意してあるのです。けれども今日は「これが一番」というものが見つからなくて困りました。素…

相棒のFさんとのランボー読書会を楽しみました。

先日から湿度の高いむっとするような天気が続いています。荷物をバックパックに詰め込んで家を出ました。このところ書類や資料を入れたクリアファイルが増えてしまって荷物が重くなって困ります。夏休みまで余すところ数週間なので我慢することにしましょう…

ハンドアウトに沿って漱石の「夢十夜」の問題を考えてみました。

午後からの授業ですが、強い風が吹き荒れているので早めに家を出ました。幸い武蔵野線も遅れることはありませんでした。北越谷に着くころは雨も上がって無事に大学に着きました。先ずは準備室の助手のMさんに来週の文学のハンドアウトの印刷をお願いしてお…

夕刊を広げたら、たくきよしみつさんの記事が目に止まりました。

昨日の帰路には南越谷の駅のキオスクで毎日新聞の夕刊を買ったのでした。ホームで夕刊を広げたら、たくきよしみつさんの記事が目に止まりました。岩波ジュニア新書で出ている『3・11後を生きるきみたちへ−福島からのメッセージ』を巡る紹介記事でした。た…

じっくりと時間を掛けて本を読んでみたいものです。

あと3週間ほどで春学期の授業が全て終わるのですね。今年は演劇論と文学の受講生が多くてレポートの採点が心配です。相当にピッチを上げて採点しないと仕事が夏休みに食い込んでしまいそうです。夏休みにやりたいことも色々とあります。じっくりと時間を掛…

温泉宿の中を彷徨する津田由雄にも不思議な夢が現れます。

1限の英語研究基礎演習ですが今日は視聴覚教材を楽しむことにしました。テキストの『知へのステップ』も最後の1章を残すだけになっています。次週にゆっくりと片付けることにしました。今日は学生諸君とDVD鑑賞を楽しみました。見たのは夏目漱石原作の…

3限の演劇論ではオスカー・ワイルドの『サロメ』の話をしました。

大変な暑さの一日になってしまいました。今日はとても背広の上着は着ていられません。ワイシャツ一枚で大学に移動しました。昼休みには人間科学部のSさんという学生が研究室にやってきました。私の担当している大規模授業で質問紙を配布したいという希望で…

「耳遠き我にも聞こゆ二階より孫の卓(たかし)の歌うたう声」

「耳遠き我にも聞こゆ二階より孫の卓(たかし)の歌うたう声」・・・私の祖母が作った短歌を久し振りに思い出しました。祖母は私が子供の頃には叔母(つまり母の妹)と二人で川越の東明寺の門前の炭屋の二階に借家して暮らしていました。私は母にオンブされ…

桜並木を歩いていると風が心地良く吹き抜けていきます。

午前中は我が家の居間で宇佐美斉先生訳の『ランボー全詩集』(ちくま文庫)を開いて「イリュミナシオン」を少々読みました。それから柄谷行人著『増補 漱石論集成』(平凡社ライブラリー)を開いて「内側から見た生」を読み直しました。木曜日の文学で語る予…

私は文章を書く時には必ず下書きが必要な人間です。

私が愛用しているデジタルツールを紹介してみましょう。最近は長文を打ち込むときにはポメラDM100を利用しています。もちろん親指シフトのキーボード配列です。完成した文字列をQRコードに変換して、iPhoneで読み取ります。この時にiPhoneがぶるぶると身…

どんよりとした曇り空の一日になってしまいました。

どんよりとした曇り空の一日になってしまいました。午後には大学で大切な用事があります。傘を片手に提げて、バックパックを背負って家を出ました。今日の一冊は松元寛氏の『漱石の実験』(朝文社)です。数年前に大学図書館で借りて読んだのが初めです。第…

「100点満点の60点で可ということで行きましょう」

時にはイージーゴーイングも可だと思うんですね。完璧主義が仕事の進捗の足を引っ張ることもあるからです。けれどもイージーゴーイングが可なのは「時には」だけです。つまりケースバイケースでイージーゴーイングで行けるときだけは「適当に片付けておけば…

5限の3年生のゼミではゼミ合宿の移動方法に付いて相談しました。

午後は研究室で三野博司著『星の王子さま事典』(大修館書店)を拾い読みして過ごしました。『星の王子さま』が書かれるようになった経緯を何人もの関係者の証言によって再構成するなど面白い内容が詰まっています。物語の終章近くで王子が死ぬというエピソ…

2限の時間帯は相棒のFさんとの「ランボー読書会」を楽しみました。

朝は久し振りにデビッド・アレンさんのGTDの本を読み返したくなりました。『ストレスフリーの整理術』(二見書房)を片手に持って家を出ました。この本はこの一年ほどの間に4〜5回も読み直しているでしょうか。GTDの手法に多少は慣れてきたと言うものの、…

「一郎を中心とした読解を脱構築すべきだ」と主張しています。

昼休みには午後の文学の授業で冒頭にアンケートを実施したいというTさんが分厚いアンケートを抱えて現れました。今日は学生による授業評価のアンケートの予定も入っています。配布物が大量になってしまいます。Tさんに後で運ぶ作業を手伝ってもらうことに…

「獏食え。獏食え」と呪文を唱えてから珈琲を入れました。

朝方に奇妙な夢を見て眼が醒めました。私と家人と息子の三人で見知らぬ若い男の部屋に入り込んでいるのですね。私はこの若い男が犯罪者だと直感しています。しかし、私たちはこの若い男の部屋の中であちらこちらに指紋を付けてしまいました。部屋から出てか…

塚本氏の解説の残りの部分をこのCafeで読了しました。

3年ほど前に私のゼミの学生だったK君が昼休みにひょっこり研究室にやって来ました。聞けば会社勤めをしていたのですが、教職の資格を取りたくなって、科目等履修生として勉強していると言います。今日は実習ノートに私の署名と印鑑が必要なのでやって来た…

寺山修司の歌集のあちらこちらを拾い読みしました。

青空が広がりました。今日は猛暑となりそうです。1限からの授業が待っています。出掛けに大学へと移動する車中では寺山修司の短歌を読んでやろうと思い立ちました。本棚から講談社学術文庫の『寺山修司全歌集』を引っ張り出しました。部厚い文庫本を片手に…

出典は鷲田清一先生の『普通を誰も教えてくれない』です。

4限の4年生のゼミでは石原千秋先生の『教養としての大学受験国語』(ちくま新書)からの文章を読んでみました。東京大学1999年度前期日程で出題された問題です。出典は鷲田清一先生の『普通を誰も教えてくれない』(潮出版社)です。「身体をもつ」こ…

午後の3限の演劇論ではビクトール・ユゴーに付いて語りました。

大変に蒸し暑い朝になりました。さすがに背広を着込む気になりません。上着は着ずに家を出ました。大学へと移動する武蔵野線の中では「頭の中の気に掛かること」をシャープのZaurusを取り出してメモ帳に書き込んで過ごしました。メモ帳の画面に2行半ほどの…

「鉄は熱いうちに打て」と言いますが本当ですね。

総務課からメールで送られてきた「7月会議・行事予定」のpdfファイルをプリントアウトしました。会議の予定を「珈琲問屋」のカレンダーと能率手帳に記入しました。それからGoogleカレンダーにアクセスして、7月の授業予定なども全て書き込んでおきました。…

歩いている間は頭の中が空っぽになるものなんですね。

小雨の降る朝となりました。頭がすっきりしないので、別所沼まで散歩に出掛けることにしました。傘を差して家を出て歩き始めました。肌寒いと思って羽織ってきた薄手のジャンパーがすぐに邪魔になってきました。脱ぎ捨てて手提げの袋の中に投げ入れました。…

シャン・クレールという喫茶店が河原町荒神口にありました。

学生時代のことです。シャン・クレール(Champs Clair)という喫茶店が京都の河原町荒神口にありました。私は友人たちと連れ立って荒神橋を渡って通ったものでした。一階がクラシック喫茶、そして二階がジャズ喫茶になっていました。コーヒー一杯で2時間から…

エルナニは17歳の若い女性ドニャ・ソルと愛し合っています。

日曜日の朝は寝坊を楽しみました。朝の8時近くになって起きてから読書に取り掛かりました。ユゴー作・稲垣直樹訳『エルナニ』(岩波文庫)です。16世紀のスペインが舞台です。主人公のエルナニは元貴族の身分を隠し、山賊に身をやつして、父の復讐のため…