2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

新聞社の記者のインタヴューを受けることになっています。

昼休みにはK君が研究室に遊びに来ました。昨日、「読んでごらん」と手渡したコピーを持ってきています。『ちくま評論選』(筑摩書房)に収録されている東浩紀氏の「動物化するポストモダン」です。K君はコピーに色々と書き込みをしてきています。読んでい…

2限は相棒のFさんとの「ランボー読書会」が待っています。

その日暮らしと言うんでしょうか。余裕というものが全くないような毎日を送っているような気がすることがあります。広辞苑で引くと「その日暮らし」の定義は?その日その日の収入で毎日をやっと暮らすこと。経済的に余裕のない生活。?予定も計画もなしに一日…

『こころ』の「先生」が自殺した訳は何なのかを考えてみました。

午後からの授業です。午前中は居間のデルのデスクトップを起動して、仕事のメールのやり取りをしました。昨日、シャープのザウルスを利用して打ち込んでおいたジャック・プレヴェールの『書物のページ』をワードに乗せて教材にしておきました。それから残り…

糖質制限食との出会いは10年ほども前のことになるでしょうか。

朝方に朝日新聞に目を通してていたら、「糖質制限食なら続けられる!」と題された記事が目に飛び込んできました。「日本糖尿病学会も5月、糖質制限食を治療法の一つとして初めて認めた」の記述は初耳で驚きました。今まで異端視されてきた糖質制限食が日本…

偶然の幸運−セレンディピティー(serendipity)ですね。

1限の英語研究基礎演習はコンピュータ教室3305で授業を行いました。今日学ぶテーマは『知へのステップ』第8章の「アカデミック・ライティングの基本スキル」です。先ずはレポートと感想文の違いを学ぶために「Workshop・・・やってみよう」のAとBの二…

ウィンダムの『トリフィドの日』などの本を読んだと書きました。

昨日の私のブログでは小学校の図書室に元々社の『最新科学小説全集』があり、ジョン・ウィンダムの『トリフィドの日』などの本を読んだと書きました。実はトリフィドとは樹木の化け物の名前です。ある日、樹々が歩き始めて、人間たちを襲い始めるという奇想…

横田順彌さんのレイ・ブラッドベリ追悼の記事が出ていました。

3限の演劇論では新国立劇場で昨日観てきた『サロメ』の話を枕に喋り始めました。昨日ブログに書いた「プロゾポペ」という死者語りのレトリックについても少々触れておきました。それからハンドアウトに従ってエリザベス1世という女王が演技者としての役割…

演劇論も文学もあと6回の授業が残っていることになります。

お天気が悪いですね。窓の外にはどんよりとした曇り空が広がっていて元気が出ません。こんな日には出来ることから一つずつ片付けていくしかありません。一週間後に迫った学科会議の議事収集をお願いするメールを学科のメーリングリストに送りました。研究授…

多部未華子主演の『サロメ』を新国立劇場で堪能しました。

午後は初台の新国立劇場まで出掛けました。平野啓一郎翻訳、宮本亜門演出、多部未華子主演の『サロメ』を観るためです。原作は世紀末のイギリスの作家オスカー・ワイルドです。訳者の平野啓一郎氏は『サロメ』のパンフレットで「オスカー・ワイルドは少女で…

シャンセルの「ラジオスコピー」のカセットを引っ張り出しました。

昨夜は久し振りにジャック・シャンセルの「ラジオスコピー」のカセットを引っ張り出しました。小さなテープレコーダーにマルグリット・ユルスナールなどのインタヴューのカセットを入れて聴いてみたのです。ふと連想が働きました。何だか大江健三郎氏の『取…

やるべき作業に100%集中できたとしたら、どんなに素晴らしいことだろう。

GTDの提唱者デビッド・アレンさんはその著書『ストレスフリーの整理術』(田口元訳・二見書房)の中で次のように述べています。「ほかのことにいっさいわずらわされず、やるべき作業に100%集中できたとしたら、どんなに素晴らしいことだろう」(p.26)と言…

ベランダの向こうに白い雲の浮かぶ青空が広がっています。

ベランダの向こうに白い雲の浮かぶ青空が広がっています。美しい朝と言っても良いのでしょう。ところが今朝はどうも調子が良くありません。軽い夏風邪を引いてしまったようなのです。モチベーションも上がってきません。朝はテレビなどを見て過ごしてしまい…

梅雨入りなのですね。鬱陶しい雨の季節が続くのですね。

昼食を済ませて一休みしました。午後は会議の議事録をまとめる作業から着手しました。第3回文学部国際交流委員会の議事録と5月学科会議の議事録の2点です。いずれもプリントアウトした議事録を赤ペンでチェックする作業を入れていきます。完成した議事録…

朝は来週の演劇論と文学のハンドアウトに目を通しました。

土曜日の朝は少しばかり朝寝坊を決め込みました。朝食は食べない主義なので、珈琲問屋のコーヒーをいただきます。それからマンションの地下の貯蔵室までゴミを捨てに行きます。1階のホールで新聞を取って、自室に戻ります。ゆっくりと新聞を念入りに読むと…

今回のテクストには『聖書』への言及も数多くありました。

2限の時間帯は研究室で相棒のFさんと「ランボー読書会」を楽しみました。今日もランボーの研究者ブリュネルの研究書のコピーを一行ずつ音読しては訳していきます。ランボーの『地獄の季節』の中の「地獄の夜」の章を分析した部分を読み進めました。今回の…

飛び込んできたのはレイ・ブラッドベリさんの訃報でした。

昨日は帰りの電車に乗る前に南越谷駅で買った毎日新聞の夕刊をホームで開いたのでした。飛び込んできたのはレイ・ブラッドベリさんの訃報でした。実を言えば一昨日「ブラッドベリ初期ミステリ短篇集」と副題の付いた『お菓子の髑髏』(ちくま文庫)を買った…

今日の授業でも語りたいことを語りきることができました。

早めに昼食を済ませて大学への移動を開始しました。電車を降りて駅から大学への道を歩き始めたら、太陽がかんかん照りに照りつけていました。元荒川沿いの桜並木の道を選んで大学まで移動しました。木々のトンネルの中を風が吹き抜けていきます。 午後の1時…

「世の中は苦の娑婆だねえ」というのが祖母の口癖でした。

「世の中は苦の娑婆だねえ」というのが20数年前に亡くなった祖母の口癖でした。本当にその通りだと思います。辛くて苦しいことが人生には付き物です。でも、昨日の夕方に風に吹かれたくなってマンションを降りて、ペデストリアンデッキを散歩していたら思…

言葉を介して学生諸君に何かを伝えていけたらと考えています。

今週の文学のテーマは「レトリック論」、来週の文学のテーマは漱石の「『こころ』の先生の自殺した訳は?」と早めに固めてしまいました。まだしばらく授業展開の作戦を練る時間があります。どんな話をしようかとアイデアが浮かんだ時にはGTDのノートとし…

U先生は「あいつは良く頑張ったねえ」と笑顔を浮かべました。

1限からの授業が待っています。7時45分には荷物を点検して家を出ました。雨がぱらつくどんよりとした天気です。武蔵野線の車中では茫洋として車窓からの風景を見て過ごしました。北越谷の駅で中国文学科のU先生にお会いしました。先生とのお喋りを楽し…

実習生の皆さんも今後とも切磋琢磨して欲しいものです。

昼休みには校長先生のN先生と校長室でお喋りを楽しみながら給食をいただきました。給食の値段は238円です。領収書までいただいてしまいました。午後の1時45分からの5校時には4年1組の教室に移動して英語活動「どんなスポーツが好き?」の研究授業…

小学校に着いて校長のN先生たちに挨拶を済ませました。

今日は午後の3限に演劇論、4限に4年のゼミが有るはずでした。ところが、さいたま市立田島小学校で3人の実習生の研究授業が行われることになりました。一週間ほど前に休講届けを出して今日の日を待ちました。外回りの仕事の待ち時間は落ち着きませんね。…

この頃はすっかりポメラDM100が気に入っています。

今朝も6時30分に起床しました。起き抜けの時間にA4の用紙を横向きに置いて二つ折りにしました。左側のA5の部分には午前のTODOを、右側のA5の部分には午後のTODOを書き記してから一日の仕事に取り掛かりました。 昨日の「一日大学」の仕事で…

いがらしみきお『I(アイ)』(小学館)とタイトルにあります。

我が家の居間の食卓の上に漫画本が一冊置いてありました。先日家に遊びにきた娘が置いていったのかも知れません。いがらしみきお『I(アイ)』(小学館)とタイトルにあります。手に取って読み始めて驚きました。主人公のイサオが母親の股間から産み落とされ…

武蔵野線の中では猛烈な睡魔に襲われて困惑しました。

3号館3401教室に保護者の皆さんが少しずつ集まってきます。私も受付をしている助手のKさんとT先生の隣に立って保護者の皆さんに挨拶をしました。10時半にはI先生の司会で会が始まりました。先生方を紹介する前に保護者の皆さんにごく短い挨拶をし…

「父母のための一日大学」が開催される予定です。

昨日の午後は実は娘が我が家に遊びに来てくれたのでした。私は色々と仕事があったので、娘とは余りお喋りはしませんでした。家人と娘のお喋りを聴いているだけで結構楽しめました。家人も久し振りの娘との会話を楽しんでいたようです。その後は二人で街に出…

再来週の文学のハンドアウトも早々に固めてしまいました。

土曜日の今日はゆっくりと起きて「落ち穂拾い」のような仕事と取り組みました。生涯学習センター主催の「越谷市民フォーラム」の講座の趣旨について作文してみました。「言葉の力」をテーマにシンポジウムを企画しているのです。150字にまとめるという制…

iPhoneに入れている「ゆれくる」も警告音を出しています。

昨日は6号館3階で5限に行われる3年ゼミに出掛けようとキャンパスを移動していました。中国文学科のS先生が4限の授業を終えて帰るところです。そのS先生の視線が私が片手に下げている傘に向けられています。「おや。山本先生、用意がいいね」という表…

相棒のFさんと「ランボー読書会」を楽しみました。

2限の時間帯は相棒のFさんと「ランボー読書会」を楽しみました。今日もブリュネルのランボー研究書を読み進めていきました。一行ずつ音読してから訳文を考えていきます。訳文の精度を上げるのに苦労します。今日は蒸し暑いお天気のためもあってか、90分…

日本より頭の中の方が広いでしょう」という言葉です。

夏目漱石の『三四郎』の中でのエピソードです。大学入学のため上京する途上の列車の中で、三四郎は後に広田先生だと知ることになる中年男と出会います。男は富士山を評して「あれが日本一の名物だ。あれより外に自慢するものは何もない」と断言します。三四…